これは本当に素晴らしい、おっさんお独りさまとしての貴重なイベントだった。
こうやって1時間以内に2つの店を食べ歩かないと分からない、見えない世界ってあるんだな。って思ったぜ。遠くを見つめる俺がいたよ。空の向こうにラオウとトキが見えたね。
で、肝心の検証をしてみる。
まず、
「のじろう」。南天と比べるとおつゆのお味がグっと濃いね。
もうTHE 立ち食いそば!って感じのカツオ風味(か、どうかは知らんけど)とお醤油の「こいつだよ!」っておつゆの美味さ。
そしてお蕎麦はけっこうボリューミーな立ち食いそばじゃ珍しいワシワシ感がある食べ応えのあるコシと風味だね。立ち食いそばで、ここまでボリューム感を出してくるんだ!って感じ!勝負に出てるよ。本気と書いてマジって感じだね。
で、肉に関してはけっこう良いね。優しいお肉って感じ。美味いね。不思議とつゆに負けず固くなってないんだよね。ちょっとスマートすぎる感は否めないけど、お子さんや女性にも好かれる感じね!「お豚ちゃん」って感じの美味しさだね。
俺としては「肉増し」にするべきだったとちょっと後悔だな!
で、ネギはホワイトの部分が多く申し分ないね。良いネギ使ってるって感じだね。ただ行くときによってはネギのスライス形状にバラつきが否めないね。ほとんど気にはならないけどねw
ただ、「のじろう」はトッピングとの相性がすげぇ良い!
やっぱここはおつゆの濃さがすべてを受け入れてしまう懐の深さを感じるんだけど、唐揚げにもコロッケにも合うね。もはやコロッケなんてガスガスやって潰して食べても最高だよ。
「のじろう」の全体的なレビューは、『何度行っても違った戦い方が出来る店』だね。
奥が深いぜ。メニューが豊富だから組み合わせはほぼ無限大って言えるね。1日3回は通える感じだ。
そして「南天」。
もうここはKINGだよね。
池袋のKINGは南天か安藤タカシ(窪塚洋介)だね。
南天の肉そばは語るに及ばずなんだけど、南天のおつゆは通常の立ち食いそばのおつゆとは大きく違って玉ねぎの甘みがあるんだよ。唯一無比の孤高なる存在って感じだね!
その昔、店主さんに聞いたらコンセプトは豚汁なんだとかw
澄んだおつゆに豚ちゃんの油がきれいに浮かんでるんだよね!たまんないよ!白目剥いちゃうよ!目の前のお巡りさんも買いに来るのを見たことあるよ。椎名町の平和はもはや南天のおかげだよね。
で、ネギは「のじろう」が白い部分が多いに対して南天は青い部分がメインね。そう、歯ごたえ良し!そしておつゆに浸すと良い塩梅でしんなりしちゃうからね。
天かすはサラサラ小さめ系でこれがまた合う!
青ネギと天かすと一味唐辛子との相性は、もはや芸術だよね。
で、麺はやわらか系。これも良いのよ。やわらかいと言っても侮ってはいけない。しっかりお腹にドスンとくる。
「のじろう」と比べると、おつゆは南天の方がソフトなお味だね。これは「2杯イケるのか?」と自分に戦いを挑んでくる美味しさなんだよ!
食べてる最中に「もっとだ!もっと食いたい!」となるやべぇ中毒性。
まぁさすがに美味すぎてお腹はパンパンだね。お腹はパンパンだけど、お肉は茹でてあるし、おそらくこっちもほぼ0kcalだね。ダイエットフードだよね。
で、結論的にどっちが勝ちかって言うと
まぁ、結果としてはオレの優勝だねw
だってお昼の休憩ギリギリで会社に戻ってこれたからね!
もはやアスリートだよ。むしろ痩せたんじゃないか?
お会計は2軒合わせて¥1170
いい戦いだったぜ。またやるぜ。
次はジローズテーブル、福しん、ぎょうざの満州、日高屋の4軒はしご餃子をやりたいぜ!
じゃーなw