ここで従業員が汚名挽回をしてくれれば、楽しい夜になったかもしれないし、店側に関係修復のシャンパンでも抜いたかもしれない。
しかし、まぁ、ここは板橋区大山だ、
それを求め期待するのは無理なことだし、俺の要求が店のレベルと乖離しまくっている。
残念ながら、この店には2度と行くことは無いだろう。
そして俺は思う。
中小企業であればこれほど大きな機会損失はない。
もちろん、板橋区のような田舎の水商売が機会損失などという言葉を知っているとは思えないが、1来店5万だとして月に3回程度、常連になれば年間で180万円ほどの売り上げだ。
水商売としては小さな金額だが、このような失態で可能性の損失が店を潰しているのだ。
特に遊座大山の資本力の乏しいキャバクラの倒産の多くはそういったキャッシュフローの悪化によるものであろう。
事実、
キャバクラの最も重要な質はキャバ嬢たちである。
これは言い換えれば国家における軍に例えると一個師団。
しかしながら、どんなに優秀な隊でも1人のクズがいると全員が戦士する。戦いとはそういうものだ。
それに昨今のキャバ嬢の自己欲求を満たすだけの課金状態の環境は顧客を楽しませるのではなく、嬢を応援するのでもなく、ただキャバ嬢単体がくだらない店の中での優越感や、狭い町の中で名を売りたいだけの低俗な「着飾った乞食にカネを落とす場所」になっているわけだ。
そりゃあ、若者の酒離れに加わってキャバクラがオワコン化し、整形女の資金回収場所になる訳で、志の高いキャバクラの経営者も実は敵は身内にいたという織田信長経営になる訳である。
まぁ、悲しいけどこれ時代よね。
キャバクラは死んだ。
まぁ、顔に課金しても、生まれた時からこびりついているブスという病気は完治しないので、ナチュラルな美人だけを少数精鋭で雇い、あとはドブスでそろえたほうが商業主義では貧富の差が付き、ブスだけが入れ替わるという営業職が本来最も重視する「常に血を入れ替える」組織になって潤うのではないかと考察する。
ブスはブス。
酔って選び間違うと夜は台無しになるって話である。FuXXX!!